Gitで開発環境構築(1)
ホストOSのWindows7とVMWareで仮想化したLinux環境とでGitを使用してソースコードを共有する環境を構築してみる。
方針は、
・共有リポジトリはWindows上に構築
・WindowsではGitは、msysGitを使用
な感じで、構成イメージは、以下のとおり。
Linux環境が複数あるのは、それぞれ異なるバージョンでアプリの動作確認を行いたいから。
まずは、WIndows環境に共有リポジトリを作成してみる。
msysGitインストール
・モジュールを下記アドレスからその時点の最新版をダウンロードする。
http://code.google.com/p/msysgit/
(2012/10/11時点では、Git-1.7.11-preview20120710.exe)
・インストーラーを起動してインストール。
基本はデフォルトで変更した箇所は以下のとおり。
右クリックからシェルを起動したいのでチェック
WindowsアプリとLinuxアプリの両方を管理したいので、改行コードの変換はナシ
共有リポジトリ作成
・リポジトリのベースフォルダを作成する
例:F:\Git\repos
・ベースフォルダ配下にテスト用の共有リポジトリフォルダを作成する
例:sample.git
共有リポジトリ初期化
・ターミナル起動
共有リポジトリフォルダを右クリック->Git Bush Here
・ターミナルからコマンド入力
# git init --bare
・sample.gitフォルダ配下に色々作成されるのを確認する。
外部から接続するためにデーモン起動設定
・batファイルなどで以下のコマンドがスタートアップ時に実行されるようにする。
# git daemon --verbose --export-all --enable=receive-pack --base-path=D:\Git\repos
(パスの部分は環境にあわせる)
接続確認
・ターミナルからコマンド入力
# git ls-remote git://サーバ名/sample.git
Request upload-pack for <リポジトリのパス>がでればOK