Gitで開発環境構築(1)

ホストOSのWindows7VMWareで仮想化したLinux環境とでGitを使用してソースコードを共有する環境を構築してみる。

方針は、

・共有リポジトリはWindows上に構築

・WindowsではGitは、msysGitを使用

な感じで、構成イメージは、以下のとおり。

f:id:kisk0419:20121011115358p:plain

 Linux環境が複数あるのは、それぞれ異なるバージョンでアプリの動作確認を行いたいから。

 

まずは、WIndows環境に共有リポジトリを作成してみる。

 

msysGitインストール

 ・モジュールを下記アドレスからその時点の最新版をダウンロードする。

  http://code.google.com/p/msysgit/

  (2012/10/11時点では、Git-1.7.11-preview20120710.exe

 

  ・インストーラーを起動してインストール。

   基本はデフォルトで変更した箇所は以下のとおり。

   f:id:kisk0419:20121011105356p:plain

   右クリックからシェルを起動したいのでチェック

   

   f:id:kisk0419:20121011105400p:plain

   WindowsアプリとLinuxアプリの両方を管理したいので、改行コードの変換はナシ

 

共有リポジトリ作成

 ・リポジトリのベースフォルダを作成する

  例:F:\Git\repos

 

 ・ベースフォルダ配下にテスト用の共有リポジトリフォルダを作成する

  例:sample.git

 

共有リポジトリ初期化

 ・ターミナル起動

  共有リポジトリフォルダを右クリック->Git Bush Here

 

 ・ターミナルからコマンド入力

# git init --bare

 

 ・sample.gitフォルダ配下に色々作成されるのを確認する。

 

外部から接続するためにデーモン起動設定

 ・batファイルなどで以下のコマンドがスタートアップ時に実行されるようにする。

# git daemon --verbose --export-all --enable=receive-pack --base-path=D:\Git\repos

  (パスの部分は環境にあわせる)

 

接続確認

 ・ターミナルからコマンド入力

# git ls-remote git://サーバ名/sample.git

  Request upload-pack for <リポジトリのパス>がでればOK